ヒマだから有給使って休んでと提案された時の対応を労働基準監督署に電話してみた

明日は暇だから有休使って休んでくれる?
なんて会社の上司から提案はサービス業などではありがちな話です。

そもそもこんな形で有休を使われてもいいのでしょうか?
有休休暇は自分で自由に取れるのが基本です。

今回は「暇だから明日休んでくれる?」と、強引に有給休暇を使わされそうになったときの対処についてブログでまとめます。

会社が指定できる有給休暇もある

有休休暇は基本的に自分が好きなときに使用できる制度ですが例外もあります。
それは就業規則や労使協定で「5日を除いて他の日を会社が有給休暇を指定できる」という「有給休暇の計画的付与」です。

分かりやすく言えば就業規則や労使協定で「毎年正月と盆は有給休暇を使わせてもらいますね!」という形で最初から計画的に使うという約束が計画的付与です。

もちろんいつでも好き勝手に使えるわけではなく、事前に何日使うとか決めておく必要があります。

計画的付与の具体的な内容

年次有給休暇の計画的付与は原則として下記のようになります。
1.有給休暇の5日を超える部分だけ適用
(極端な例ですが有休が5日しかない社員に会社から計画的付与はできません)
2.具体的な時期と日数を指定する
3.付与する手順を明確にする

付与する時期や日数、また付与する手順を明確にしておくのがポイントです。

また付与方法も3つのパターンがあります。
1.企業もしくは事業場全体の休業による一斉付与方法
2.班・グループ別の交替制付与方法
3.年次有給休暇付与計画表による個人別付与方法

職場によっては、営業や事務、店舗勤務など状況が違うので、付与する方法も色々と違ってきます。

いきなり有休使えと言うのは可能か?

結論から言いますが、計画的な付与として会社が社員に「明日休んで!」と、強引に有休を取らせるのは違法となります。
就業規則で閑散期は計画的付与(休み)を指示できるとしたとしても、決まった手順で事前に連絡をしなければなりません。

ただし違法となるのは本人が拒否しているのに強引に有休にされた場合です。
言われただけでは上司からの提案となるので違法ではありません。

労働基準監督署に聞いてみた

実際にどうなるのか労働基準監督署に聞いてみましたが答えはとてもシンプルでした。

仮に計画的付与でもないとしても「明日休んでもらえる?」という提案は違法ではないということです。
それはあくまでも提案であり、拒否するのは自由だからという理由です。

ここが大事なポイントです!
1.上司が部下に休みの提案するのは自由
2.部下はしっかりと拒否したのか?

社員がハッキリと拒否しているのであれば、会社側が強引に休ませているので違法となる部分がポイントとなります。
といっても上司に休んでもらっていい?と言われて拒否するなんて難しいですよね?

有休利用の提案を上手に断る理由作り

会社で働いていると理屈は知っているけど断りにくい…なんて状況は多々あります。
でも今後も気持ち良く納得して働くためには、YESとNOをハッキリと言うことは非常に大切です。

ただしコミュニケーションのためにもソフトな言葉選びは大切です。
できればこういった状況の場合はこうやって断るなど事前に決めておくことが大事です。

「冬に家族で出かける予定がありそこで有休を使いたいので・・・」

などと事前に断る理由を作って準備しておきましょう。

強引に有休を使われた場合は休業補償してもらう

では本人が断っているのに、承諾なしで会社都合で強引に休ませられた場合はどうなるのでしょうか?
その場合は会社都合で休みを取らせているので「休業補償」を要求できます。
と言ってもこれも言いにくいですね。

やはり普段から自分の意見をハッキリ言うことで、会社からも「あいつは言いにくい」というイメージを持ってもらうことが大切です。
悪いことはしてません!堂々とNOを言いましょう!

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