パワハラ!
職場のパワハラは大小の差はあれど、誰にでも経験がある事です。
自分の昔話や武勇伝を持ち出して、「寝る間もなく根性で仕事しろ!」だとか「毎朝100回挨拶しろ!」とか・・・もう頭がおかしいのか?と思いません?
今回はそんな頭の変な上司のパワハラと、その対策についてまとめます。
Contents
自分の価値観を押し付けるのがパワハラする人の考え方の基本
パワハラをする上司のタイプはほぼ決まっています。
まず一番にプライドがやたらと高い人です。
2番にもプライドが高い人です。
でも自分のプライドが高いとは思ってもいません。
表には表しませんが心の中で・・・
自分は仕事ができて、ここにいる人より賢い!
そんなタイプの人が多いです。
【パワハラ上司の価値観の押し付け例】
①心が弱ったら運動しろ!俺がそうしてるから!
②偉人や何かの本の名言を例にして、自分の意見を正当化して押し付ける
③あいつ(他の社員)は、使えない奴だ(他人の悪口や批判が多い)
④自分が企画すればすべて成功するから言われた通りしろ!(でも責任は取らない)
⑤酒が飲んで腹を割って話すべき(酒を飲むことが美徳と思っている)
⑥酒の席では自分の武勇伝ばかり話す
⑦これは俺が買って使ってよかったから、おまえたちも買え!と好みを押し付ける
⑧ 自分は偉そうだが、他人には謙虚さを求める(自分の言う事を聞いて欲しいから)
⑨酒を飲むなら〇〇、曲を聴くなら〇〇と、やたらと自分の好みを押し付ける
他にも色んな例がありますが、基本はすべて同じです。
自分の価値観を押し付ける事が大好きな人が頭の変な上司です。
パワハラの具体的方法
パワハラには色んなやり方があります。
信じられない事ですが「ビンタしてやった!」とか暴力をするだけじゃなく、それを自慢する頭のおかしい上司もいます。
暴力は当然犯罪です!
そんな場合は、即、警察に行っていいですよ
それ以外にも、業務時間外に・・・
「今から俺のところへ来い!」・・・これもパワハラです。
俺の家で酒飲もう!今から酒飲もう!・・・これもパワハラです。
そしてパワハラ上司のすべてに共通するのが・・・
自分は部下とコミュニケーションが取れているから大丈夫なんだ!
・・・って意味の分からない、頭がとうとう煮えたか?っていう勘違いです。
おまえとコミュニケーションなんてねえよ!
すぐ怒るし面倒だから会話を合わしてるだけ!
これが本音ですよね?
パワハラの対処法
特定の上司からパワハラがあった場合は、悲しい事ですが・・・また必ず同じ上司から同じことが繰り返されます。
パワハラ対処法
まず反論して、聞き入れなければ我慢する
なので、パワハラに対してその場で反論しても収まらない場合は、まずはいったん引きましょう。
ここは我慢です。
次のパワハラに備える
一度あることは永遠に繰り返されます。
一度くらいなら・・・と我慢せずに、しっかりと次の準備してください。
・いつでもメモを取って記録を残す(日付や内容、そこにいた人を記録)
・できれば録音や録画する
このように地味な作業ですが、反撃の準備をしてください。
反撃するなら勝てる勝負をしないと意味がありません!
パワハラ上司以外の上司へ相談する
パワハラするアホ上司以外の人へしっかりと相談してください。
可能なら会社のトップへ直訴も考えましょう。
その際にしっかりと、②で用意した資料を見せる事が大切です。
そうでない場合は「キミにも問題があるのでは?」と聞き流される可能性があります。
④労働基準監督署への直訴
上司へ相談して解決しない場合は、は労働基準監督署への直訴です。
【労働基準監督署への通報の仕方】
労働基準監督署で相談員と話をするのが普通のパターンですが、方法は大きく分けて三つあります。
2.労働基準関連情報メール窓口にメールして通報する
3.労働基準監督署に電話して通報する
一番いいのは直接、労働基準監督署の『総合労働相談コーナー』という相談窓口で相談することです。
直接相談が難しい場合は、下記のメールで匿名の通報も可能です。
ただし匿名メールでの通報は、実行力はそこまでありません。
最終手段
パワハラ解決の基本は「当事者同士で解決」その次に第三者を交えての解決です。
労働局長による助言や、会社への指導があっても解決しない場合は、社内での解決が難しいと判断され、その時は第三者解決機関による解決が選択されます。
これは裁判などとは違います。
実は無料で申請することができる紛争解決制度なので、安心して相談して利用してください。
こういった解決方法も労働基準監督署でアドバイスしてくれます。
最終手段は相談した上で決めましょう!
職場のパワハラ対処のまとめ
まず困ったら、この下の画面のモニターを上司にも見えるように写した状態にしておくのも一つの手です。
おまえのしてることはパワハラだ!
訴える準備してるからな!
もし・・・何見てるの?って聞かれたら
何か偶然このサイトが開いたんで少し見ていました・・・と答えてください。
最後に・・・パワハラかどうかは上司が決める事ではありません。
あなたが決める事です!
脱社畜のために頑張りましょう!
こちらの記事お併せてご覧ください。
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